アメリカはドーナッツの本場だ。
もしかしたら違うかもしんないけど、多分本場だ。
いちばん近所のスーパー、Trag'sで売っているドーナツを買ってきた。
こいつだ。
(背景をキーボードにしてみたら、すごくオタクっぽい。(笑))
普段はHoney Grazedとかいう、溶かした砂糖がからんでいるやつを買う。
でも、もう騙されるのは判っていてもチョコレートのアイシングを買ってしまった。
チョコレートがけのドーナッツ。
日本のダスキンドーナツと決定的に違うのは、チョコレートのアイシングが
茶色い砂糖だ。
初めて買って食べた時、物凄い衝撃を受けた。
こんな不味いものを市販するのは、一種の犯罪ではないのか?
日本のドーナッツにかかっているチョコレート・アイシングは、普通にチョコレートだ。
もし完全なチョコレートではないにしても、90%くらいがチョコレートだろう。
対して、こっちのチョコレートのアイシングは、基本的には
砂糖だ。
店によってバランスが違う。茶色い砂糖でしかない店、チョコレートっぽさ50%を越えている、ほとんどチョコレートと呼んでもさしつかえないアイシングの店。
Trag'sはDraeger'sが出来るまでサンマテオいちばんのおハイソなスーパーだったので、きっとそれなりにおハイソなドーナッツを売っているに違いない、と読んだ。
誤りだった。
ことドーナッツに関しては、アメリカ人には茶色い砂糖が正統派らしい。
今はまだ激しい不満を感じているが、帰化してからさらに10年くらいして・・・
不満を感じなくなる自分が恐ろしい。